食べ物を捨てるたびに思い出す22XX

映画化された「秘密 ―トップ・シークレット―」の原作者、清水玲子さんの作品です。
22XXは清水先生のジャック&エレナシリーズのジャックが出てきます。
賞金を稼ぐため、誘拐された王女を救出しようと地球外の惑星を訪れたヒューマノイドのジャックは、人肉を食べる人種の女性と交流することになります。食料がなくなったジャックに、彼がヒューマノイドと知らずに彼女が自分の腕を切り落として渡します。彼女は自分が死ぬとわかっていたので、ジャックの体の一部になって命をつなぐ役目をしようと考えたのです。彼女たちにとって食事はとても神聖なことでした。ジャックはヒューマノイドなのに空腹を感じる機能だけはあって、必要でもない食べ物を食べることに苦痛を感じながら食事をします。そして物語の最後で、ジャックは空腹を感じる機能を無くします。また、救出された王女は飽食の時代を生きる日本人と同じで、平気で食べ物を残して捨てます。
この漫画を読んで、食べるということを深く考えるようになりました。何かを食べるということは、その食べ物のもとになった生き物の命をもらっていることになります。生き物の命をもらって生きてきた自分が、日本の法に則って火葬になるのはとてももったいないことではないかと考えるようにもなりました。それは自分ではどうしようもないことですが、食べ物を捨てないことはできます。特に買い置きしておいた肉が腐ってしまって捨てるようなことはしないように気を付けています。とはいえ、食べ物に感謝しながら食事をしなければと思いながらも、ついついながら食いをしてしますが…。短い作品ですが、世界中の、食べ物を大量に捨てている国の人に読んでもらいたい作品です。アイキララの口コミが知りたい。

食べ物を捨てるたびに思い出す22XX